ビートたけし流ジョークも笑えないオフィス北野の厳しい現状
12月26日深夜、ビートたけし(71)とたけし軍団メンバーによる深夜の生放送企画「ビートたけしの独立してマージン分ギャラ下げるからあと2回ヤラせてTV」(TBS系)が放送された。
たけしといえば今年3月に「オフィス北野」から独立し、新会社「T.Nゴン」を設立した。
同番組にはオフィス北野から同社に合流したアル北郷(47)、オフィス北野退社の意向を発表した浅草キッドの玉袋筋太郎(51)、オフィス北野の新社長となったつまみ枝豆(60)、同新専務のダンカン(59)らが出演。たけしの発言が注目されていた。
たけしはオフィス北野について、「たけし独立とか書かれて。俺が作った会社じゃねえかよ。手前が作った会社自分で潰して何が悪いんだ」と話し、「あっ、潰したわけじゃないんだ」とノリツッコミ。
さらに枝豆やダンカンに対し、「ストリップ劇場の社員みたいなもん。警察に踏み込まれたら代わりに捕まる役割」と発言した。
これもたけし流のジョークといえるが、実際にオフィスは笑えない状況にあるという。
「『オフィス北野』はたけしさんが抜け、森昌行前社長(65)も11月で退任。看板俳優の寺島進(55)は12月に他の事務所へと移籍してしまい、事務所の稼ぎは大幅にダウン。都内の一等地にある事務所の維持費もバカになりません。タレントたちはたけしの会社、もしくは『オフィス北野』を退社したビートきよし(68)が設立した事務所へ移籍。そのうえで、会社を清算する方向とも言われています」(テレビ局関係者)
たけしは古巣への思い入れたっぷりなようだが……。独立後のオフィス北野は、19年も存続できるのだろうか。