特別なポケモン「セレビィ」が手に入るスペシャルイベントが開催中(写真:ポケモンGOより)

ここ最近、「ポケモンGO」のプレーを復活している人が多いとは思いませんか?

フェイスブックやツイッターを見ていると、引退したはずの人が次々とポケモントレーナーとしての活動を再開しています。

これには大きな理由があります。

その理由は「3人とフレンドになる」というクリア条件のスペシャルリサーチ(ミッションイベント)「時を超えるポケモンを追え」が8月21日に始まったからです。


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リサーチのタスクをクリアするためには3人のフレンドを作る必要があるのですが、位置情報を使ったゲームですので、やはり直接知っている友人だけとつながりたいもの。

ですので、フェイスブックなどのSNSで、友人に向けてフレンド募集をする人が増え、それらが拡散した結果「久しぶりに始めてみるか」なんて動きが出てきています。 僕もそのうちの1人です。

「セレビィ」のスペシャルリサーチが開始

今回のスペシャルリサーチでは特別なポケモン「セレビィ」が手に入ります。

この「セレビィ」は、ポケモンが一般層に広がったきっかけにもなったゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター金・銀」の幻のポケモンで、イベントで限定配布されたものです。

このときは2000年ですから、僕もいい大人だったのですが、頑張って入手しました。実家の「金・銀」の中にはセレビィが今もいるはずです。

「ポケットモンスター金・銀」の日本国内の売り上げは730万本と言われています。「セレビィ」は「次世代ワールドホビーフェア」と「NINTENDO SPACEWORLD 2000」で12万体だけ限定配布されたものなので、718万人のトレーナーは欲しくても手に入らなかった思い出のポケモンだと思います。

「セレビィ」が手に入るなら……と思うユーザーは、中高年が多いといわれているポケモンGOのプレーヤーには少なくないはずです。

友達がSNSに投下した「3人とフレンドになる」の募集告知で久しぶりにポケモンを立ち上げ、「セレビィ」ばかりか「ミュウ」を「スペシャルリサーチ」で入手できる!となると、ついつい遠のいてた足もポケモンに向き、再びトレーナー生活のはじまりです。

さて、今回実装された「セレビィ」ですが、手に入れるには「スペシャルリサーチ」のタスククリア条件をこなす必要があります。しかし、このクリア条件の中に、ずっとプレーしている人でもちょっとしんどいといわれている鬼門があります。今回はこのリサーチの鬼門の攻略方法をお届けしたいと思います。

「セレビィ」が手に入る「時を越えるポケモンを追え!」をプレーするためにはミュウが手に入るミッション「幻のポケモンの姿を追え!」を3/8(ステージ3)までクリアする必要があります。

その途中のタスクに鬼門があります。それが「グレートスローを10回投げる」です。

ほとんどのクリア条件は「レベル15に到達する」や「ジムバトルを2回する」など、以前にポケモンGOをプレーしていた人にとっては極めて簡単か、すでに条件をクリア済み、またはちょっと努力すればクリアできるものばかりです、しかしゲームが得意でないと「グレートスロー」はそうはいきません。「ミュウ」追加時には親のを代わりにやってあげたなんて話も聞きました。

「グレートスロー攻略法」とは?

まず、このグレートスローがどのような条件で出るかを理解しましょう。

ポケモンにボールを当てようとする際に、白い輪っかの中に移動する輪っかがあると思います、この移動する輪っかが小さいときに、輪っかの中にボールを投げ入れると「グレートスロー」が出ます。

目安は外側の輪っかの半分位の大きさの状態でボールを投げることなのですが、ゲームが得意な人にとっても、真剣にやらないと判定がシビアで難易度は決して低くはありません。

ずっと続けている人でも、このタスククリアで足踏みをしてしまった人を多数目にしています。

そこで、この「グレートスロー攻略法」でぜひこの鬼門を突破してください。

1.ポケモンが威嚇をしてきた直後に投げる

ポケモンが威嚇してきた直後に投げ入れるとちょうど「Great」が出るところに色の輪っかがあります。ボールを触らず、ポケモンが威嚇してくるのを待ってからうまく投げ入れましょう。

なお、ポケモン出現直後に間髪を入れずシュッとやっても「Great」サイズになることが多いので、モンスターボール投げに自信のある方はそちらで試してもよいかと思います。

2.大きいポケモンを狙え!

小さいポケモンより、大きいポケモンのほうが輪っかに入れるのが容易ですので、逃げるポケモンや小さいポケモンは普通に捕獲し、「Great」は大きいポケモン相手にチャレンジすると楽です。

特にアリアドスやグランブルといった大型のポケモン相手に狙うのがおすすめです。

3.ズリのみはあげちゃダメ!

グレートスローを出した後にポケモンゲットが失敗した場合、グレートスローはカウントされたまま捕獲を続けて試みることができます。

1匹のポケモンに何度もグレートスローを出せればその分カウントされますので、グレートスローが出しやすい大型のポケモンに出会ったときは、ボールもノーマルのモンスターボールにし、ポケモンが捕まえやすくなるズリのみは与えずに、あえて何回もチャレンジすると効率がいいです。

iPhoneの「AssistiveTouch」を利用する

4.iPhoneには必勝法あり!

設定から、「一般>アクセシビリティ>AssistiveTouch」を選び、AssistiveTouchをオンにすると画面上に灰色のアイコンに◎がついた画面が表示されます、このアイコンをタップすると「カスタム」というボタンが表示されるので、それを開いて「+」を押してください。

すると、スマホの操作を録画できる機能が立ち上がります。この機能は、操作を録画し、それを呼び出すことで何度でもまったく同じ操作を行えるというものです。そこにモンスターボールのスローイングを登録するわけです。


グレートスローを毎回確実にしよう(写真:ポケモンGOより)

まず、ストレートで投げる場合は、定規を使ってそれに沿ってシュッと真っ直ぐにフリックしましょう。

ポケモンによって輪っかの大きさや距離が異なるので、復数の登録がおすすめです。

次にポケモンに出会ったら、この登録した動作を「カスタム」から呼び出し、ボールをタップしましょう。録画した動きがそのまま再生され、毎回同じ軌跡でボールを投げることができます。

録画と再生を繰り返しながら調整するのが最も効率がいいので、僕は録画自体をポケモンが出現したときに行いました。

このグレートスローの攻略法、「ミュウ」を手に入れるためには、その後も20回グレートスローしないといけないリサーチがありますので、きっと役に立つはずです。

また、「セレビィ」イベントは始まったばかりで執筆時にまだクリアした報告がないので、推測でしかありませんが「ミュウ」のスペシャルリサーチの条件には「カーブでエクセレントスロー」という条件がありました、ですので、「セレビィ」にも同様の条件がある可能性があります。ストレートのスローだけではなく、カーブでのスローも最初から録画して練習しておいたほうがいいかもしれません。録画を再生する際の画面タップ位置で上下の微調整は可能ですので、今のうちに慣れておけば、エクセレントも簡単に出せるかと思います。

なお、カーブ録画時のコツは真ん中でグルグル回転させた後に斜め45度にフリックすることです。


1回めのスローでカーブボールでグレートスローを出すと210XPが手に入る(写真:ポケモンGOより)

ちなみに、くるくる回してキラキラエフェクトが発生したボールでの捕獲は、捕獲率が1.7倍にアップするので、レアポケモンが出現したとき用に録画登録しておくのがおすすめです。

通常のプレーでも1回目のポケモンボールのスローでカーブボールを出して、グレートスローでゲットすると、210XPと普通にゲットするよりも倍以上の経験値がもらえるのでiPhoneをご利用の方はこれをセットしてつねにカーブボールでゲットするようにするとお得です。

ちなみにコマネタですが「フレンドを3人作る」は、1人の友達さえいれば、「友達になる」と「解除」を繰り返すことで容易に達成ができます。

また、「相棒と歩いてアメをもらう」はポッポなど1キロメートルでアメをもらえるポケモンを相棒にするとラクラクです。

「進化しているくさタイプのポケモンを進化させる」はポケモンの検索ボックスに「進化&くさ」と入力すると、進化可能なくさポケモンがソートされるので、検索結果から2段階目のポケモンを探すとラクです。

フレンド作りは注意が必要

冒頭でも軽く触れましたが、フレンドは位置情報を使ったゲームなので、不用意に他人とは行わないほうがいいです。というのも、フレンド同士はギフトを交換できるのですが、そこにはあなたが実際に訪れたポケストップの情報が含まれています。

ですので、その気になれば相手はあなたの行動範囲を容易に推測できます。

また、「セレビィ」を入手するためにはその後フレンドと実際に会わないといけないリサーチもありますので、どちらにせよ「ポケモンGO」をちゃんとプレーしている「リアルフレンド」とつながるのがベストです。

さて、いかがでしたでしょうか? せっかく復活したポケモンGO。幻のときわたりポケモン「セレビィ」をゲットしてみませんか?