「音喜多さんのことは最初から視界に入っていなかっただけ」と眞鍋かをり

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小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」に所属していた音喜多駿都議が5日、離党届を提出した。6日放送の情報番組『ビビット』(TBS系)で小池氏を「信じていた」という音喜多氏に、金曜パーソナリティー陣の意見は厳しかった。

小池百合子氏は都知事選から自分を支援してくれた音喜多駿都議を群れの中で最初に海に飛び込む“ファーストペンギン”と称し、今年7月まで「都民ファーストの会 東京都議団」の幹事長を任せていた。しかし都民ファーストが今年7月の都議選で55議席を獲得して第1党に躍進してから、音喜多氏は党三役などの役職を離れている。

小池氏は表では「情報公開」「イエスマンはいらない」と力説しているが、都民ファースト内部では統制が行われていた―と音喜多氏は訴える。今夏の都議選後、同党の数度にわたる代表人事が小池氏を含む3人の幹部で密室で決められたこと、メディア出演などを含めた自由な情報発信を制限されたことなどを挙げ、党の運営や国政進出など「小池氏の姿勢に疑問を持つようになった」という音喜多氏。これらの点については毎回の総会で意見を出したり9月の中旬には文章で改善を申し入れていたが、本部から納得がいく回答は得られなかったようだ。

そして都知事として小池氏のこれまでの功績は評価すべきとしながらも、「55議席という大所帯になってから、(小池氏と)直接コミュニケーションを取る機会が無くなった」と溢す音喜多氏に、テリー伊藤は「小池さんの本質が見えていなかったのではないか」と戒めた。また眞鍋かをりは「小池さんは最初から音喜多さんのことなんて…失礼ですけど」「音喜多さんのことは最初から視界に入っていなかっただけ」と持論を展開。小池氏の態度は最初から変わっておらず一貫しているが、音喜多氏だけが“もっと一緒にやっていきたい”、“もっとこっちを見て欲しい”と期待していただけではないかと手厳しかった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)