恋愛研究家の六波羅ナオトです。

さて、皆さんはインスタ(Instagram)をお使いでしょうか。Facebookほど堅苦しくなく、Twitterに比べて写真メインということで、若い人だけでなく30代の女性にも人気のSNSです。

さて、このインスタですがTwitter同様、友達申請をしなくても一方的にフォローできる仕組みになっているので、フォロワーの数がポイントなのは言うまでもありません。当然、フォロワー数が多ければ、投稿に対するコメントや「いいね!」の数も増えますよね。「いいね!」を多くもらえると、投稿へのモチベーションもあがり、もっと「いいね!」を獲得したくなるのが人情でしょう。

そこで、なるべく見た目がよい写真を撮ろうとアレコレ画策することになりますが、この俗に言う「インスタ映え」する画像や投稿、実は女子と男子とでは微妙に違うことがあります。厳密に言うと「男子」というよりも、30代以上の男性。なぜ、その年代の男性かというと、10代から20代前半くらいの男子は人生の経験も浅く、ノリも学生時代のソレに等しい。浮かれている写真に無条件で呼応するのは、ある意味当然と言えます。それが、ある程度の社会人経験を積んでくると、どこか冷めてくる部分もあり、インスタ映え狙いの連投を見ると「なに浮かれてるんだよ」とか「必死すぎ」という感想を持ち始めます。

特に、リアルで顔見知りのフォロワーが多いと、そのフォロワーたちはアナタの普段の顔を知っているだけに、「背伸びしている」「無理している」「気取っている」などの真相がバレてしまいがち。勘違いしないで欲しいのは、アナタがインスタ映えする写真を撮ることが問題なのではありません。日常のアナタと違うということがバレてしまったり、盛っていることが悟られてしまうと、とたんにアナタは男性陣から「痛い人」のレッテルを貼られることになりかねません。

今回は、男子が思うインスタ映え“しない”女子の投稿について考えてみたいと思います。画像だけではなく、コメントやタグの付け方にも言及しているので参考にしてみて下さい。

筆者的ダントツ痛い投稿「目線外し自撮り」

自撮りはインスタ映えの王道です。特にイケてる女子やカワイイ娘は自撮りでフォロワーを魅了します。自撮りということは、スマホをインカメラにして、画面もしくはカメラのレンズを見ながら撮影しますよね。カメラ目線ってヤツです。撮れた写真は、被写体であるアナタがコチラを向いています。つまりフォロワーを見ているかのような写真です。この王道な自撮りは、特に不自然ではなく女子に限らず多くの老若男女がSNSにアップします。

しかし、どこか空中を見上げていたり、道端に目線を落としていたり、そんな自撮りを見たことはありませんか?この手法は、印象的な写真を作り上げるのに非常に有効な方法です。ファッション雑誌やミュージシャンのアルバムジャケットなど、多方面でみかける絵面です。しかし、これを素人の女子が多用すると、「正直、狙いすぎ」「なに自分に酔っているの」という感想が湧いてきます。芸能人やアーティストなど、目線外しが不自然ではない職業の人はいいでしょう。しかし、一般人がコレをやりすぎるのは頂けません。目線外しが悪いとは言いませんが、多用しているとそういう印象を持たれても仕方ないということです。効果が高い分、反動も大きいということで、筆者的にダントツで痛い投稿です。

目が大きくなる加工

女子校生や女子大生にありがちですが、プリクラ風に目が巨大になる加工。今はだいぶ下火になったみたいですが、相変わらず散見します。若いうちは良いですが、アラサーがやると痛いだけ。ネタとしてやっているのは解りますが、正直ドン引きです。

目を大きく、ぱっちりとさせてカワイさを盛りたい、という女性心理は理解できます。しかし、誰がどう見てもあり得ない大きさに加工した写真は、正直グロいだけ。あのグロさでも女子は自分でカワイくなったと喜べるものなのでしょうか。

また、ある程度の年齢の女性がコレをやると、「そこまでしてカワイく見せたいの?そういう歳でもないでしょ」という感想も追加されます。普段のアナタの顔を知っている知人であれば、なおさらそのギャップに呆れることでしょう。

問題は、画像がグロいということよりも、あの手この手でカワイくみせてやろうというアナタの腹グロさに辟易するということです。

「インスタ映え」を意識して行動する女性には、ドン引きします……。

謎のポエミーなハッシュタグ、自虐系、出てくる出てくるドン引きインスタ。〜その2〜では、さらにインスタ女子の痛い投稿を列挙します。