意外と使ったことがない6つの便利なGoogle検索のテクニック
PCやスマートフォンで何かを調べる時にまずGoogle検索を使っている人は非常に多いと思われますが、その中でも検索をより効率的に行うことができるテクニックを使っている人はあまり多くないはず。なかなか目的の情報にたどり着けないときに知っておくと便利そうな検索テクがいくつか紹介されています。
Six Google search tips to find anything faster | Popular Science
◆1.演算子を使って検索結果を絞り込む
これは知っていても意外と使ったことがない人も多いはずの、検索キーワードに「-」や「+」などの演算子を含めることで、ヒットするであろう結果をあらかじめ絞り込んでおくというもの。例えば動物のジャガーの速さを調べたい時に「ジャガー」「速さ」を入れて検索すると、外車「ジャガー」の速さに関連するページがヒットしてしまいますが、検索キーワードに「-自動車」を加えることで、自動車に関連するページを大幅にカットすることが可能。逆に、「+」をキーワードに付け加えることで、検索の際に絶対に優先してほしいキーワードを指定することも可能です。
便利に使えそうなのが、Googleマップで目的地を調べる時にこの演算子を含めるという方法。たとえば外出先でコーヒーが飲みたくなった時、「でも今日はスタバの気分じゃないし……」と思ったときは、検索キーワードに「-」を入れて「コーヒー -スターバックス」で検索すると、スターバックス以外のコーヒーショップだけを見つけることが可能。この検索はスマ−トフォンアプリでも有効なので、覚えておけば役に立つはず。
◆2.特定のサイト内から検索する
これもよく知られている演算子の1つですが、検索キーワードの中に「site:***」(***はサイトのURL)を入れることで、特定のサイト内での検索を行うことが可能。「ドローン site:gigazine.net」と入力して検索すると、GIGAZINEのドローンに関する記事を検索することが可能です。
演算子を組み合わせて「ドローン site:gigazine.net -DJI」で検索すると、GIGAZINEのドローン記事の中でもDJI製のドローンに関するものを除外して検索することも可能です。
また、大学や研究機関のサイト内から情報を検索したい場合には、「site:.edu」や「site:.gov」という指定方法を使うことも可能です。
◆3.期間指定
検索結果を日付や時間で絞り込むことも可能。Googleは蓄積しているWebページのインデックスに日付情報を付加しているため可能になる機能です。gigazine.netのplaystationに関する記事で、6月12日から13日にかけて掲載された記事だけを絞り込む、という使い方ができます。
◆4.拡張子を指定してファイルを検索する
Google検索では、演算子「filetype:***」と入れることでWebページだけでなく一般に公開されているファイルを検索することも可能。「報告書 filetype:xlsx」や「報告書 filetype:doc」のように、日本語を含むキーワードでも可能です。
◆5.「検索オプション」で詳細な絞り込み
演算子を使うことで手軽に検索を絞り込むことは可能ですが、「検索オプション」で詳細な指定を行うことで目的のファイルへの最短距離を見つけることも可能。完全一致ワードや、キーワードを含める・含めない、言語や地域、最終更新日などを細かく指定することが可能です。
◆6.「パーソナル」機能を使う
検索結果に表示される「パーソナル」をクリックすると、ユーザーのGoogleアカウントにひも付けられたGmailやGoogleカレンダー、Googleフォトなどの中から検索することが可能になります。「予定」や「フライト」といったキーワードで検索すると、メールの中身やスケジュールに登録してある内容をGoogle検索で見つけることが可能になります。これはもちろん自分だけに表示される内容なので、他人が誰かの名前を使って「山田ギガ夫 予定」と検索しても、その人の予定が勝手に公開されるわけではないので安心です。