インテリ男子からモテたくば、“スピリチュアル・アートな女になれ!”

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こんにちは、トイアンナです。私はインテリ男子が好きです。それも学歴云々ではなく、IQが高そうな男性が好きです。数学の公式を暗記しなくても自分で編み出して解いちゃうとか、身近な例では「私が質問しそうなことをあらかじめ分析して、訊かれる前に答えを言っちゃう」なんてことをされた日には惚れます。

そんなインテリ男子、私が落としたい相手だけあってバトルの勝ち方は研究を重ねました。今回は満を持してインテリ男子の落とし方をご紹介したいと思います。

■今日のバトル:VSインテリ男子

インテリが多い業界は学者やメーカーの研究開発、白い巨塔にコンサルタントあたり。最優秀層は社内政治を一切せずとも優遇される特権階級です。ただ、そんな彼らは一般人に失望していることも少なくありません。「みんな仕事でいつも自分を頼ってくれる。でもどっかで『お前は頭が良いから俺とはちがう』って拒絶されるんです。俺だって努力してないわけじゃないのに」と。天才には天才の苦労がある。

■「インテリ男子」が好きな女性とは

●アイテム(服装)

インテリ男子は自分がすでに社会から頭の良さで逸脱しているので、あまり世間受けすることにこだわりがありません。女性へ求める服装も同じで、むしろトレンドを追いかけすぎると「軽薄」とバッサリ斬られる恐れがあります。実際にインテリとお付き合いしている女性はファストファッション派も多数。「受けるファッションを気にしたら負け」くらいに思っておけば大丈夫です。

●わざ(合コンテクニック)

インテリ男子は、自分が理解できないものに好奇心をそそられます。世の中の一歩先が理解できる彼らにとって「わからない」ことが新鮮だからです。その一方で「わからないからってそんなジャンルへ走るの!?」という女性へも惹かれてゆきます。具体的に申し上げますと、インテリは「スピリチュアル」「アート系」女性に弱いです。

スピリチュアル女子とアート女子に共通するのは、自分のロジックで堂々と議論を展開してくるのに他人にはあまり理解されない点です。インテリから見れば新しい研究。一生かかってでも謎を解明してもらえるでしょう。

とはいえ、いきなり合コンで前世の話をするとただの常識がない人に分類されるので注意。そこは相手の「研究したい欲」に火をつけるよう「タロットカードが誕生した歴史的系譜」や「村上春樹の新しい解釈」くらいに留めてください。

■合コンで「インテリ男子」にモテる女性になる方法

手始めに『ノルウェイの森』かエゴン・シーレの画集でも読みながら恐山に登ってみようか。という冗談はさておき、スピリチュアルやアートなど論理だけで語り切れない分野の趣味を持ちましょう。下手に料理や英会話のような実益を兼ねた話題を振ろうものなら「もっと効率的に学ぶ方法あるんじゃない?」と冷静なツッコミが待っています。

「あっ、この趣味は効率を追求できないな」と思わせたらしめたもの。あなたの得意分野を自由に語りましょう。ちなみに私が今までにインテリ男子へ語って好評だったのはこんな話題でした。

・ 緊縛の歴史
・ 高麗で作られた酒器のよさとは
・ 自分で個展を開く際のアイデア

もう「意味わからん」と思ったはずです。意味わからんから、良いのだ。意味のわからないことに熱中しましょう。そうすればきっと彼もあなたの「わけわからなさ」に惹かれてゆくことでしょう。

■まとめ

インテリ男子は常に尊敬される存在です。しかし尊敬やあこがれは愛情とは別モノ。彼らは人から頼られる一方で対等な仲間扱いをされることがなく、孤高へと追いやられます。

そんなインテリ男子と渡り合えるのは、同じ人間界にいながら異なる世界線を生きるスピリチュアル・アート系の女性たち。もしインテリ男子に出会えたらアウトサイダーな話題を思い切ってぶっこみましょう。何もかもが規格外になるだろうあなたの恋に幸あれ!

(監修・文:トイアンナ、イラスト:菜々子)

次回は「番外編:アウトドア男子を落とす方法」をご紹介。
いよいよ最終回。お楽しみに!