友禅苑の補陀落池には、鮮やかに色付いた真っ赤なカエデをバックに聖観音像が。池に映る紅葉と像の景色も見事!/(C)サダマツ ヨシハル

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■ 伽藍を彩る紅葉と光は息をのむような美しさ!

【写真を見る】友禅苑では、入口を額縁に見立てて紅葉を眺めることもできるので注目!/(C)サダマツ ヨシハル

宗祖・法然上人が1175年、吉水の地に草庵を結んだことを起源とし、法然上人の教えを伝える“お念仏のふるさと”として知られる知恩院。宮崎友禅ゆかりの庭園・友禅苑の美しい紅葉が光に包まれるほか、荘厳な雰囲気の三門、阿弥陀如来立像、四天王を祀る宝佛殿など、堂々たる伽藍の各所で紅葉が楽しめる。

幻想的な紅葉ライトアップを巡るベストコース<1〜3>は、受付からスタートして、壮大な国宝など文化財指定建造物が立ち並ぶ境内を散策。光に照らされた名園・友禅苑や女坂、日本最大級の木造二重門の三門など、神秘的な光景が楽しめる自然美を隅々まで堪能できる。

■ <1>友禅苑

友禅染の始祖・宮崎友禅生誕300年を記念して改修造園された友禅苑。入口を額縁に見立てて紅葉を眺めることもできるので注目!

■ <2>三門

構造は入母屋造本瓦葺、高さ24m、横幅50m、屋根瓦約7万枚の国宝・三門をライトアップ。回廊のみの拝観となるので注意しよう。

■ <3>女坂

なだらかな石段が続く女坂では、歩きながら頭上を真っ赤に染めるカエデを眺めて。足元を照らす灯籠がなんとも幻想的!

【関西ウォーカー編集部】