今週の木曜日には、東アジアカップに臨む日本代表メンバーが発表されます。その予備登録メンバー50人の顔ぶれを見て、僕はもしかするとハリルホジッチ監督は考えを変えたのではないかと感じています。
 
50人の中にはこれまで日本代表に選出されたことのない選手が含まれています。U-22日本代表からは8人。FWは浅野拓磨だけが選ばれていますし、今季まだ出場のない選手まで招集されています。
 
だからと言って新人発掘のための場になっているかというわけではありません。今野泰幸や大久保嘉人、豊田陽平などのベテランも選ばれています。それなのに遠藤保仁の名前はありません。
 
この選考の「揺れ」のようなものを見て僕が感じるのは、ハリルホジッチ監督はシンガポール戦に引き分け、自信が揺らいでいるのではないかということです。本当はリオ五輪、ロシアワールドカップを目指した選手を発掘したかったのに、方針を変えたのではないかと感じます。
 
確かに不安を抱えながら、次のワールドカップ予選を戦うのはよくありません。だから僕はベテランを使っていいとも思います。ただし、その場合のノルマは、この東アジアカップの優勝でしょう。3連勝で終えてこそ、ハリルホジッチ監督は実力を証明したと言えます。
 
必勝の選手選考で臨み、結果が出ないことだけは避けて欲しい。この大会の勝敗で何かの予選が免除になったりするわけではないですが、ここは厳しく成績を見つめていきたいと思います。

(今週のこぼれ話)
今週は、いろいろな人に会ったとき、最初に頭の話題になりました。みんなから「意外と似合ってる」と言われ、多少心が落ち着きました。

高校時代はもっと短い五厘刈りにしていたことも思い出しました。これくらい短くなると、シャンプーしても泡が立たないんです。懐かしいし、夏なのでちょうどいい! 気持ちを明るく切り替えてがんばります! がんばりますよ!!