【前園真聖コラム】求められる世代交代。東アジアカップはU-22選手で出場すべき
今週末からJ1リーグはセカンドステージが始まります。それと同時に、8月1日に開幕する東アジアカップのメンバー選考もスタートすると言えるでしょう。
国内組の若手にぜひ頑張って欲しいと思います。若手の中で頑張っている宇佐美貴史や柴崎岳を超えるくらいの選手がどんどん出てこないと、日本の将来は明るいとは言えません。
特に頑張らなければいけないのはU-22日本代表の選手たちです。僕たちの時代からこれまで、多くの選手がA代表と五輪チームを掛け持ちしていました。
ですが、現在のU-22日本代表チームで誰が今の代表に入ってこられるのか――。厳しく見ると、今のところ誰もいないと言えるでしょう。サッカーファン以外にも名前が知られるくらい活躍している選手がいるとは言えません。
まだ経験不足が目立ちます。そこで東アジアカップにU-22日本代表の選手を大量に連れて行ってはどうでしょうか。この大会で経験を積ませるのと同時に、どこまでできそうなのか見極める。そしてその後の代表チームの編成に生かしてもいいと思います。
女子ワールドカップを見ても世代交代の重要性はよくわかります。アメリカは前回決勝からスタメンが6人入れ代わっていました。それくらい下からの突き上げがあるから、強さが維持できるのです。
U-22日本代表の選手たちは、自分たちが日本の将来を担っているという責任感を持って頑張ってください。昔のチームのキャプテンからの、切なる願いです。
(今週のこぼれ話)
日曜朝の番組の収録が終わって僕が向かった先は美容室。実は収録前に局のメイクさんが髪を切ってくれたので、そこからさらに調整するためにもう一度切りました。
最初に3ミリに切りましたから、かなり短くなっていた上に、さらに短くなりました。こんな頭になったのは高校以来です。「夏に向かって涼しくていい」なんて声もありましたが、よくはありません。諦めるしかないですが……。
国内組の若手にぜひ頑張って欲しいと思います。若手の中で頑張っている宇佐美貴史や柴崎岳を超えるくらいの選手がどんどん出てこないと、日本の将来は明るいとは言えません。
特に頑張らなければいけないのはU-22日本代表の選手たちです。僕たちの時代からこれまで、多くの選手がA代表と五輪チームを掛け持ちしていました。
まだ経験不足が目立ちます。そこで東アジアカップにU-22日本代表の選手を大量に連れて行ってはどうでしょうか。この大会で経験を積ませるのと同時に、どこまでできそうなのか見極める。そしてその後の代表チームの編成に生かしてもいいと思います。
女子ワールドカップを見ても世代交代の重要性はよくわかります。アメリカは前回決勝からスタメンが6人入れ代わっていました。それくらい下からの突き上げがあるから、強さが維持できるのです。
U-22日本代表の選手たちは、自分たちが日本の将来を担っているという責任感を持って頑張ってください。昔のチームのキャプテンからの、切なる願いです。
(今週のこぼれ話)
日曜朝の番組の収録が終わって僕が向かった先は美容室。実は収録前に局のメイクさんが髪を切ってくれたので、そこからさらに調整するためにもう一度切りました。
最初に3ミリに切りましたから、かなり短くなっていた上に、さらに短くなりました。こんな頭になったのは高校以来です。「夏に向かって涼しくていい」なんて声もありましたが、よくはありません。諦めるしかないですが……。
関連情報(BiZ PAGE+)
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。