「質屋」と聞いて思い浮かべるのは、玄関に、瓦屋根に青い暖簾なんかがかかっている、土蔵造りのちょっと物々しい佇まいの建物。勝手なイメージとして、店内は薄暗く、無愛想な店主がドーンと構えてそうである。それに、どんなことをしているのかも謎である。テレビや漫画で得た知識で、“ブランド品や貴金属などを預けて、お金を借りることができる”ということは何となく知っている。それが余計に、アンダーグラウンドっぽさを高