厚生労働省のまとめによると、個別労働紛争解決制度の2011年度の相談件数が過去最高となったことが分かった。民事上の個別労働紛争相談件数は前年度比3.8%増の25万6343件。制度開始の2001年以降、相談件数はほぼ一貫して増加傾向にある。相談内容を見ると、「解雇」が18.9%で最も多く、「いじめ・嫌がらせ」(15.1%)、「労働条件の引下げ」(12.1%)と続いた。「解雇」が前年度比3.9%の減少となる一方、「いじめ・嫌