厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、2011年の1人当たり月平均の現金給与額が2年ぶりに減少したことが分かった。現金給与は、09年に過去最大の落ち込みとなった後、10年はやや持ち直したものの、11年は震災の影響もあって再び減少に転じた。11年の1人当たり月平均の現金給与額は31万6642円で、前年に比べて0.2%減少した。現金給与額のうち、所定内給与は26万2405円(前年比0.4%減)