米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、9月の米国失業率(軍人除く)は、前月から0.1ポイント悪化の9.8%となった。1983年6月に10.1%を記録して以来の厳しい水準が続く。景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は、前月から26万3000人の減少で21カ月連続の減少となった。前月の減少幅(20万1000人減)を上回った。産業別に見ると、製造業・建設業関連が