京都新聞には女帝と元社長の間で交わされた「密約」があった。しかし元社長の死後、クーデターが発生、白石家の会社支配が進んでいく。現職社長を退任に追い込んだ社内政変京都新聞社長(当時)の野村栄太郎が、真っ青な顔をして社長室に戻ってきたのは、'04年6月14日、取締役会が開かれた後のことだった。「えらいことになりましたで」野村は側近の幹部にこう漏らし、動揺を隠せない様子だったという。