気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「【マニアック天気】松浦悠真」にて「【新たな台風候補】シルバーウィークどうなる? 海外モデルと徹底比較|台風情報 #台風25号 #台風26号」と題した動画を公開した。動画では、日本の南東海上にある低圧部が熱帯低気圧や台風へと発達し、シルバーウィークに影響を及ぼす可能性について、国内外の気象予測モデルを交えて解説している。

動画の冒頭で松浦氏は、日本のはるか南東海上に雲の塊があることを衛星画像で確認。9月13日午前9時の予想ではまだ低圧部だが、14日午前9時には熱帯低気圧に変わる見込みで、さらに風速が基準を超えれば台風になると説明した。今後の進路の鍵を握る亜熱帯高気圧については、「5880」という勢力の目安となる等高度線を挙げ、アンサンブル予報のばらつきを解説。来週後半になると高気圧の張り出しに変化が生じ、「割れそうな雰囲気がでてくる」と分析した。

さらに松浦氏は、GSM(日本のモデル)のほか、アメリカ(GFS)やヨーロッパ(ECM)、カナダなどの海外モデルを比較。9月20日夜の予測では、アメリカ・ヨーロッパ・日本のモデルは概ね沖縄付近に熱帯擾乱を進める一方、カナダモデルは早めに転向して東海道沖へ進み、21日ごろに関東へかなり接近させていると説明した。発達の程度にも差があり、日本のモデルが中心気圧1000ヘクトパスカル程度であるのに対し、アメリカやヨーロッパでは950から960ヘクトパスカル前後まで発達させる予測があるという。これらは確定した進路や勢力ではなく、予測にはまだ大きな誤差がある。また、秋雨前線の活動を活発にするような計算は前日より薄れたものの、その後の別の前線や、別の熱帯擾乱が連続してやってくる可能性にも言及した。

動画の最後で松浦氏は、現段階では予測の誤差が大きいとしつつも、亜熱帯高気圧の縁を回る「秋の王道パターンのコースを取りやすい時期に差し掛かっている」と注意を喚起した。9月後半にかけても台風の発生ラッシュが続く可能性に触れ、シルバーウィークに予定がある視聴者に向けて、様子を見ながら計画を立て、最新情報を随時確認するよう促して締めくくった。

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