2026年6月、ソフトバンクグループ(SBG)の時価総額が一時トヨタ自動車を上回りました。同じ6月末、SBG自身が示すNAV(純資産価値)は72兆円。市場が付けた値段は34兆円で、ほぼ半値です。この割安の一因は、孫正義氏が次に何を買うかという不確実性、言わば「孫ディスカウント」にあります。しかし、問題はそれだけではありません。そもそも72兆円というNAVを、額面通りに受け取ってよいのでしょうか。中身を検証します。