不動産投資でアパートを購入しようとするとき、人口が増えているエリアを選べば失敗しないと考える人は少なくない。しかし、その発想には落とし穴があると指摘するのが、不動産投資アドバイザーの木村洸士氏だ。千葉県でアパート投資を検討する視聴者からの相談に答えるかたちで、木村氏は人口増加エリアが必ずしも投資の正解にはならないと語る。

東京に近く知名度の高いエリアは、賃貸需要こそ高いものの、物件価格の上昇によって利回りが伸び悩みやすいとの見方を示した。木村氏は、需要の高さと投資としての収益性は別の問題であると強調し、価格ばかりが先行するエリアには慎重な姿勢を崩さない。都心に近い主要な駅の周辺についても同様の傾向があるとしながら、学生需要を背景に価格が下がりにくいエリアや、あえて駅から少し離れることで条件が整いやすくなるエリアがあると付け加えている。木村氏自身、利回りを優先して選んだ物件を県内に所有しているといい、エリアによって得られるものが異なる実感を持っているようだ。

一方で木村氏が「本当は言いたくなかった」と前置きしつつ取り上げるのが、私鉄沿線に位置するあるエリアだ。知名度こそ高くないものの、需要と利回りのバランスが取れた穴場として評価されており、木村氏自身も過去に物件を所有し、売却した経緯がある。加えて、海沿いや車社会寄りのエリアは単身向けアパートの需要が薄いこと、同じ市内でも駅によって入居のつきやすさが大きく分かれる実情、駅前に不動産店があるかどうかという意外な着眼点まで、避けるべき条件と見極め方が具体的に触れられた。乗降客数のような数字だけでは判断しきれない部分があるという指摘も、投資家目線ならではの視点として印象に残る。

動画の後半では、木村氏が運営するスクールの受講生による購入実績も紹介された。新築アパートでは利回り7%、融資はフルローンに近い形が多く、中古アパートは利回り9%程度とやや控えめな水準にとどまった一方、それ以前の月には利回り10%から13%ほどの物件も千葉県内で出ていたという。エリア選びと物件選びの両輪をどう組み合わせるかを考えたい人にとって、判断材料が整理される内容だ。

チャンネル情報

会社員から24棟家賃年収5000万円を実現し独立。 現さくらいふ株式会社 代表取締役。他4社経営。 不動産投資歴は15年、主催する不動産投資セミナーは[5年で10000人]が受講。 唯一無二のスキルをもつ業界の有名講師・きむ兄(木村 洸士)が 不動産投資を志す方に役立つ情報をお伝えしていきます!