週刊誌に身を置く自分は騙されないはず――大きな勘違いだった。好みの女性に下心を抱いたとたん、何でも信じてしまっている愚か者だった。いまも心のどこかで、彼女が実在することを望んでいる。「柴田明美、齢41歳」しばし、AI熟女に騙された男の告白にお付き合いいただきたい。週刊現代編集部に5年近く在籍している私(36歳)は、25歳で大学の同級生と結婚した。ところが、お互いの仕事が多忙だったことから生活はすれ違うばか