米航空機大手ボーイングは19日、35%の賃上げを含む新たな労働協約を労働組合に提案したと発表した。組合はこの協約を組合員にはかり、23日に投票を実施する方針。経営難のボーイングにとって、9月から続くストライキの終結は最優先の経営課題で、組合員が受け入れるかに注目が集まる。組合執行部と会社は、4年間で25%の賃上げなどを盛り込んだ労働協約で9月に暫定合意したが、組合員の約95%が受け入れを拒否し、16年ぶりのスト