パリの夏といえばヴァカンス。“フランス人にとっては、仕事より大事”というのは知られているが、毎年この時期になると市民はパリを離れ、レストランなどの店も閉まる。そうしてがらんとなった街に国内外から観光客がやって来て、さまざまな言語が飛び交う……というのが夏のパリの風物詩でもある。だが今年は、100年ぶり3回目となるオリンピックが重なった。【写真】“パリの風物詩”が撤去の危機も…五輪開催を控えた街の様子