県内一の梅の産地、大分県日田市大山町の大分大山町農協で主力品種の一つ「南高(なんこう)梅」の出荷が本格化している。今年は全国の産地が記録的な不作に見舞われ、同農協の取扱量も「例年の3割程度」(販売課)にとどまりそう。品薄のため、販売価格は例年の3、4倍に高騰しているといい、早めに買い求めるよう呼びかけている。梅部会の約150戸が計約70ヘクタールで栽培している。今年は暖冬の影響で開花が早まり、