「画伯」と呼ばれるお笑いタレントが誕生して、およそ30年が経った。先駆けは、1992年に描いた1枚が故・岡本太郎氏の目に留まったジミー大西だといわれている。ジミーは、油彩をはじめた98年に芸能活動を休業して、ピカソの生誕地であるスペインへ移住。インドやブラジル、中国といった国々も訪れ、土地から影響を受けた作品を制作していった。2000年代には岡本氏の「太陽の塔」などに影響を受けてアクリル、鉄、石粉粘土も作品