【足のケガを抱えながら】演技終盤、ロングスパイラルの美しさに魅了された観客から、感情があふれ返るような拍手が沸き起こった。それだけ心を揺り動かすプログラムだったと言える。最後のポーズが決まった瞬間、会場は熱気に包まれた。三原舞依(24歳/シスメックス)は感極まったように両腕を振り下ろし、その光景のなかで笑顔の花を咲かせている。「(グランプリシリーズ・中国杯を右足首のケガで欠場後、痛みを抱えて出場