姉が乳がんにかかったのをきっかけに、自身も遺伝の確率が高いことを知った、会社経営者の野中美紀さん。「毎年検査を受け、心の準備をしていたつもりでしたが、実際に発症したショックは大きく、治療の壮絶さにも打ちのめされました」注目を集める“遺伝性のがん”。当事者の声をお届けする。【写真】4歳年上の姉と、13歳のころの中野さん自分は高い確率で乳がんになると知った女性にとって、非常に罹患率の高い乳がん。野中