2023年4月に任期満了となる日銀・黒田東彦総裁の後任に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が起用される見込みとなりました。「アベノミクス」のもと異次元の緩和策を続けた黒田氏の後、誰が「火中の栗」を拾うのか。「ダークホースですら名前が挙がっていなかった」(ロイター通信)と誰もが驚いたサプライズぶりは、米ブルームバーグ通信が「世界中の投資家がいっせいにグーグルで『Ueda』を検索した」と伝えたほどでした。