最初の東京オリンピックが開催された1964年、巨大な超音速機が初飛行しました。まるでビッグな白鳥のようなその飛行機は、アメリカの核戦略の一端を担うべく生まれた死の鳥。しかし、その核戦略自体の大転換で試作のみで終わりました。全長50m超えの「巨鳥」爆誕1964(昭和39)年9月21日。アメリカ空軍の試作機XB-70「ヴァルキリー」が初飛行しました。離陸するXB-70。名は体を表すではないが、高速性能を追求したフォルムをして