逮捕時に警察官が差し押さえたスマートフォンを所持者の男性以外の人物に還付(返却)したのは違法だとして、詐欺罪で起訴された男性とその国選弁護人が国と宮崎県に対して計320万円の損害賠償を求めていた訴訟について、10月13日、和解が成立した。宮崎地裁延岡支部が2021年2月、警察官による還付手続の不備を認めること、県が疑義のない還付手続に努めること、県が解決金として50万円を支払うことなどを盛り込んだ和解案を提示。