教員の時間外労働に残業代が支払われていないのは違法だとして、埼玉県内の市立小学校の男性教員(62)が、県に約242万円の未払い賃金などの支払いを求めた訴訟で、さいたま地裁(石垣陽介裁判長)は10月1日、請求を棄却した。判決は付言で給特法への疑問を示しながらも、原告が労働時間と主張した業務は一部しか認めず、請求は棄却という結果になった。この判決について、原告の男性は「残業代の支給対象になる時間外労働について