今年春に放送され、人気を集めた月9ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)。裁判官や書記官たちが裁判所の内外で活躍するストーリーだったが、中でも竹野内豊が演じる異色の裁判官、入間みちおが法廷で法壇から降りるシーンは印象的だった。そこで素朴な疑問がわいてきた。現在、どの地方の裁判所も似たような建築だ。裁判官が法壇に上がる構造は共通している。いったい、いつからこのスタイルになったのだろうか?(弁護士