5年前の2015年9月、熊谷市内で住民6人を殺害したとして、ペルー人の男性が強盗殺人などの罪に問われた裁判で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は9月9日付けで上告を棄却した。無期懲役とした2審判決が確定することになる。この事件で、妻と小学生の娘2人を亡くした加藤さんが9月15日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、「司法はもっと人としての感情を理解してほしい」「最高裁に上告しなかった検察への怒りは強い」と