劇団員が労働者であるか否か(労働者性)が争われた訴訟で、画期的な判決があった。元劇団員の男性が、劇団の運営会社「エアースタジオ」に未払い賃金の支払いをもとめた訴訟の控訴審で、東京高裁は9月3日、男性が公演に出演したことなどについても労働者性をみとめて、会社に対して約186万円の支払いを命じる判決を下した。●出演・稽古についても労働者性がみとめられた判決などによると、原告の末廣大知さん(34歳)は2009年8月