北の方角を示す目印として馴染み深い「北極星」。現在の北極星は「ポラリス」の名で知られる「こぐま座アルファ星」ですが、エジプトのピラミッドが建設されていた時代には「トゥバン」こと「りゅう座アルファ星」が北極星の役割を担っていました。今回、数千年に渡り観測されてきた星であるトゥバンの知られざる素性が、NASAの系外惑星探査衛星「TESS」による観測によって明らかになりました。■トゥバンは明るさが周期的に変化す