おうし座の方向にある超新星残骸「かに星雲」は、可視光線(人の目に見える光)、赤外線、X線といったさまざまな電磁波でよく観測されている天体です。今回、「ハッブル」宇宙望遠鏡をはじめとしたさまざまな手段によって得られた観測データを組み合わせることで、かに星雲の複雑な立体構造が3D映像化されました。■多波長の観測データからパルサーを取り囲む多重構造を再現ハッブル(可視光線、黄)、スピッツァー(赤外線、赤)