私たちが住む天の川銀河の中心部分には、1立方光年(一辺が1光年の立方体)あたり1000から10万の恒星が密集して存在しています。その大半が80億年以上前に誕生した古い星であり、10億年ほど前まで星があまり形成されない時期があったとする研究成果が発表されました。■中心領域にある星の8割が80億年以上前のスターバーストで形成されていたパラナル天文台の超大型望遠鏡(VLT)によって赤外線で観測された天の川銀河の中心付近。