【今日の天体紹介:輝線星雲RCW 36】ESOの超大型望遠鏡「VLT」を構成する望遠鏡の1つ「Antu」に設置されている光学観測機器「FORS2(FOcal Reducer/low dispersion Spectrograph 2)」が捉えたのは、ほ座の方向にある輝線星雲「RCW 36」です。散開星団を含むRCW 36は、別名「Gum 20」としても知られ、太陽系から2300光年と最も近い大規模な星形成領域のほんの1部分です。画像に広がる暗い箇所は、背景の光を遮断するくらいの高密度