厚生労働省が長時間労働などが疑われる事業場に監督指導を行った結果によると、4割以上の事業場で違法な時間外労働が行われていたことが分かった。2016年4〜9月に重点監督を行った1万59事業場のうち、何らかの労働基準関係法令違反が見つかったのは6659事業場(全体の66.2%)だった。業種別では「接客娯楽業」(75.0%)、「運輸交通業」(72.7%)、「製造業」(71.5%)で7割を超えた。主な違反内容は「違法な時間外労働