“ミスターB”がミラン買収に1300億円を用意か…クラブは売却否定

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 タイの実業家、ビー・タエチャウボル氏が日本代表FW本田圭佑が所属するミランの買収へ関心を示していると、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が16日に報じた。一方、ミランは公式HPで売却は考えていないと主張している。

 同紙によると、「ミスターB」の愛称で知られるタエチャウボル氏はタイ紙『バンコク・ポスト』のインタビューで、ミラン株式の過半数の買収への関心を明かし、10億ユーロ(約1343億円)のオファーを提示したという。

 タエチャウボル氏は2月中の決着に自信を見せているようだが、ミランの親会社である『フィニンヴェスト』は同日、株式の過半数を売却する意向はないとの声明を発表。クラブ公式HPは、ミランのパートナーシップ関連への関心は複数あるが、いずれも具体的もしくは決定的な会談などは存在しないと強調している。

 ミラン買収を目指すタエチャウボル氏は、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏などが出場したレジェンドマッチや、チャリティーマッチのスポンサーも務めている。