伊紙評価:『ガゼッタ』は再び本田を批判、チーム最低タイの採点

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「立ち上がりのシュートだけだった」

 ミランMF本田圭佑は20日、セリエA第16節ローマ戦で先発出場し、73分までプレーした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手にチームワーストタイとなる5点と低い評価を下している。

 立ち上がりに本田がミドルシュートでGKモルガン・デ・サンクティスを襲う場面もあったミランだが、後半にDFパブロ・アルメロが退場。数的不利に陥り、本田を下げてDFアレックスを投入したミランは、ローマの攻撃をしのいで2位相手に勝ち点1を手にした。

『ガゼッタ』は本田について、寸評で次のように批判している。

「立ち上がりにデ・サンクティスに対してシュートを放ったが、ほぼそれだけだった。13度のボールロスト。中には相手の素早いカウンターにつながるものもあった。わずかのところでローマが生かせなかったが。ミランが相手を痛めつけられるところで、前線で何度かプレーを遅くした」

 5点は退場となったアルメロと同じでチームワーストタイ。また、あわやハンドによるPK献上という場面があったMFナイジェル・デ・ヨングも、5.5点という低い評価だった。

 一方で、ファインセーブを見せたGKディエゴ・ロペスは、唯一の7点でチームベストの採点。また、DFダニエレ・ボネーラ、DFフィリップ・メクセス、DFクリスティアン・サパタ、MFアンドレア・ポーリ、MFジャコモ・ボナベントゥーラ、そしてフィリッポ・インザーギ監督に6.5点と高い点がつけられている。