台湾電力で活躍した日本製ディーゼル機関車、高雄の鉄道博物館で展示へ
(台北 20日 中央社)台湾電力の発電所で石炭を運搬していたディーゼル機関車2両が19日、打狗鉄道故事館(高雄市)に寄贈され、嫁入りの儀式を模した記念式典が行われた。台湾の複数メディアが伝えた。
寄贈されたのは日立製とドイツ・ショーマ製のディーゼル機関車で、林口発電所(新北市)と台中発電所でそれぞれ34年と28年にわたって活躍していた。現役引退時には多くの鉄道ファンが最後の勇姿を一目見ようと沿線に詰め掛けたほか、台電職員も運行終了を名残惜しみ、使われなくなった後も廃棄や転売せずに保存してきたという。
この日行われた式典には、中華民国鉄道文化協会の任恒毅代表や台電の黄重球会長、鉄道ファン、日立の関係者などが参加。以前の資料を元に塗り直されてピカピカになった台電の“娘”が文化協会に“嫁入り”するのを祝福した。
機関車は今後、打狗鉄道故事館で常設展示される予定で、台湾の鉄道文化を伝承していくという。
(編集:齊藤啓介)
寄贈されたのは日立製とドイツ・ショーマ製のディーゼル機関車で、林口発電所(新北市)と台中発電所でそれぞれ34年と28年にわたって活躍していた。現役引退時には多くの鉄道ファンが最後の勇姿を一目見ようと沿線に詰め掛けたほか、台電職員も運行終了を名残惜しみ、使われなくなった後も廃棄や転売せずに保存してきたという。
この日行われた式典には、中華民国鉄道文化協会の任恒毅代表や台電の黄重球会長、鉄道ファン、日立の関係者などが参加。以前の資料を元に塗り直されてピカピカになった台電の“娘”が文化協会に“嫁入り”するのを祝福した。
機関車は今後、打狗鉄道故事館で常設展示される予定で、台湾の鉄道文化を伝承していくという。
(編集:齊藤啓介)