タモリの名言が『笑っていいとも!』で取り上げられて話題となっているが、レギュラーの香取慎吾SMAP)もタモリの言葉に学んだひとりだ。10代から『いいとも』に出演してきた香取はとにかく元気に声を出していこうと張り切ったが、意外にもタモリから「うるさい」と指摘されたという。

2月24日の『笑っていいとも!』では緊急企画“正直言う太郎 スピンオフ 私も知ってる タモゆる名言”が放送された。月曜レギュラーメンバーが記憶に残るタモリの名言を紹介するという内容だ。

その中で、香取慎吾が取り上げたのが「タモリさんの『うるさい』という言葉が忘れられない」だった。彼がまだ10代の頃に『いいとも』に出演してとにかく声を出していこうと大声で話していたところ、タモリから「うるさい」と言われてショックを受けたようだ。

しかし、場を改めてタモリに真意を確かめると「マイクがあるのだから大声を出す必要はない。見ている側からも実はうるさいだけだ」と説明された。その後、香取がテレビを見ていると、確かに大きな声で話している出演者はうるさく感じたという。

香取慎吾の証言を聞いて、タモリも確かに「うるさい」と言ったと認めている。さらに、タモリは「日常で一番重要なことを伝えるには低いトーンで小さな声でしゃべる方が伝わる。そうすると相手の注意力が増してくる。大きな声を出せば面白いと思うのは勘違いだ」と持論を語った。

そんな中でやり玉に上がったのが、さまぁ〜ずの三村マサカズだ。

レギュラー陣から「三村さんはどうなのか」と注目されると、タモリも「三村はうるさい」と断言していた。さらに「“うるさいっ”という自体がうるさい」と言われる始末。そんな三村はこれからは気をつけたいと返したが、シンプルなことを大声で言うのが芸風なのにどうなることだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)