マークシートを塗りつぶしやすかったり、消しやすかったり、最適アイテムの3点セット。

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年が明け、いよいよ受験シーズンが到来しました。 受験は、人生の大きな勝負どころのひとつだと思います。

私も遠い昔に経験したのですが、思い返すといくつかのアドバイスをもらっていました。特に記憶しているのは「わからない問題は後回しにして、わかるものから先に解いていけ」というもの。確かに、試験は時間との戦いでもあります。そう、時間との戦いなのです。というわけで、こんな商品をご紹介したい。コクヨS&T株式会社から発売されている『マークシート最適セット』(税込み525円)。マークシートに適した「シャーペン」と「替芯」と「消しゴム」の3点セットであります!

さてこれらのアイテム、何がどう試験に適しているのでしょうか? 

・鉛筆シャープ
太芯なのでマークを塗りつぶしやすく、折れにくいのが特長。ノック部のキャップは紛失しないよう、外れない設計に。また、試験中に転がりにくくするクリップも付いています。
・HB替芯
マークシート試験で指定されることがあるHB濃度の替芯。折れにくく、鉛筆のような書き心地が持続します。
・プラスチック消しゴム
マークシートを狙って消しやすい細身タイプ。狙いが定まるので、消し残しによる読み取りエラーが発生しにくい。またスリムサイズでありながらコシがあり、折れにくい。軽い力できれいに消せ、消しクズがまとまります。

他に挙げられる特長として、鉛筆シャープには0.9mmと1.3mmのバージョンを用意。マークシート読み取り機メーカーと共同で検証を行い、通常の0.5mmと比べて塗りつぶしスピード約20%アップ(同社調査)が確認されているそうです。……何やかんや言われても、結局は論より証拠。実際にセットを入手し、その使い勝手を体験してみました!

さて、早速鉛筆シャープの芯(1.3mm)を出してみます。カチッ、カチッ、カチッ……。太っ! 我々が普通にイメージする芯ではなく、ペンから円柱が出てきたかのようなインパクトがあります。これを用い、マークシートを塗りつぶしてみましょうか……。うん、良い! 削りたての尖った状態ではなく、ある程度使い込んだ鉛筆の使い心地なんです。というのも、先端がいい感じの太さになる瞬間ってあるじゃないですか? この鉛筆シャープだと、ずっとそれ。具体的に言うと、0.5mmなら塗りつぶしに「シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ」とかかる手間が、1,3mmなら「シャッ、シャッ、シャッ」で済みます。塗りつぶし終わったら、放り投げてもクリップが歯止めとなってコロコロ転がらない。ピタッと机上で止まります。

続いて、消しゴムも試してみましょうか。尖った部分を用い、ケシケシ……。おぉ、なるほど。僅かな部分しか使ってませんが、文字や塗りつぶしを十分消し去ってくれます。それでいて、消しカスは消しゴムにまとわりついたまま。要するに、散りばらないんですね。汚くならない。ひとつひとつは細かなアドヴァンテージかもしれませんが、これらの要素の積み重ねが他の受験生に差を付けるんでしょうな。

「『鉛筆シャープのHB芯タイプが欲しい』、『TOEIC試験で使いたいのでマークシート試験に対応したHB芯の商品が欲しい』といったご要望をいただき、このセットを開発しました。『素早く塗りつぶせる』ことがお客様には特に重要な要素のようで、『スピード勝負のTOEIC試験で活躍した』というお声も寄せられています」(同社・担当者)

ここで注意点が。試験によっては筆記具の指定があり、使用できない場合もあるらしいんです。問題ないようでしたら、使ってみるのも手かも。スピードアップが図れますよ!
(寺西ジャジューカ)