「GUM Crayola SQUEEZE-A-COLOR Toothpaste」製品画像

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米国内で毎年ナンバーワンにランクされる新年の抱負は「ダイエット」。年末年始のアメリカは、各メディアがすごい勢いでダイエット情報やCMを流し始めるのだが、私としては「歯」オーラルケアにこだわりたい。治療も勿論、日常の歯の手入れにもっと力を入れようと思いドラッグストアの歯磨きコーナーを眺めていたら、こんなものを発見!あの「クレヨラクレヨン」の歯磨きペーストバージョン「GUM Crayola SQUEEZE-A-COLOR Toothpaste」である。

こんなどぎつい色付きの歯磨きを使ったら、歯にもそれとなく付いてしまいそうな……? ただでさえも、歯並びや歯を白くするホワイトニングに努力を惜しまないアメリカ人。歯に良いとは思えないようなものなのだが、意外にも子供たちには大人気。

3色が1セットになっており、緑がジャージーアップル味。赤がメロンバースト、そして青がブルーベリーバーストという3フレーバーで、歯磨きの気分が盛り上がる。

日本には子供用の「いちご」や「メロン」などのフレーバー歯磨きをよくみかけるのだが、こちらには「バブルガム味」ばかりが目立ち、大人同様のミントのものを使用するという子供が殆どかもしれない。

チューブの絞り出し口が小さいので、小さな幼児の手でもペーストの量をコントロールしやすいのが嬉しい。親にとってもシンク周りやカウンター、歯ブラシの持ち手などの汚れも少なくなるので助かりそうだ。
色をミックスして好きなカラーやフレーバーを作れるので、歯磨きタイムにクリエイティビティーを高められる。

赤と青を合わせるとパープルになるだろうが、色混ぜは歯磨きしながら口のなか。味はメロンとブルーベリー。さてどんな味になるのだろうか?と、大人でさえ興味がでてくるフレーバー。そんな好奇心をかき立てるポジティブ歯磨き術。子供にとってはイヤイヤな歯磨きタイムが、楽しい時間になるはずだ。

「娘が洗面所にこもって長時間歯磨きしている、こんなことは今までなかった」「7歳の男児が歯磨きばかりするようになった。孫に買ってあげたら世界で一番大好きなおばあちゃんになったのよ」というレビューも見かけた。

G.U.Mブランドのサンスターアメリカ(日本企業のサンスターが親会社)のサイトによると「歯に色は付かない」安全なもので、幼児の歯に必要なフッ素配合ということだ。

食後は歯磨き、とルーティン化している大人にも、歯磨きに意欲と楽しみが持てるような物があったら嬉しい。たった2〜3分のこととはいえ、磨き残しで虫歯になるのも嫌だし、治療はもっと嫌だ。

しっかりと歯磨きをして、今年は虫歯ゼロをめざしたい。
(シカゴ/あらた)