ミランで偉大な背番号10を背負う本田「自信がないと要求しない 」

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 ミランは8日、本拠地サン・シーロで日本代表MF本田圭佑の入団会見を行った。

 会見では同席したアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が、「100年以上の歴史を持つクラブで、日本人として初めて10番という非常に重要な背番号を付けてプレーすることになる」とコメントしたが、会見後の取材に応じた本田は、「自信がないと10番は要求しない」と、自ら求めたとコメント。

「だめだった時の反動もすべて理解している。でも、これが自分の全て求めていたものだと思うと全て気持ちいい。この待遇に見合う選手になれるチャンスを求めたからこそ。おそらく調子悪いと自分から逃げ出していくだろうし、もう逃れる環境にはないんでね。ある意味で、ここからとんでもないプレッシャーを持って、ピッチに立った時から付き合っていきたいと思う」と続け、背番号10を背負うことについて語った。

 ミランの背番号10はこれまで、ジャンニ・リベラ氏やルート・フリット氏といった名手が着用。固定背番号制に移行した1995年以降は、デヤン・サビチェヴィッチ氏、ズボニミール・ボバン氏、マヌエル・ルイ・コスタ氏、クラレンス・セードルフ(現:ボタフォゴ)、ケヴィン・プリンス・ボアテング(現:シャルケ)が背負ってきた。