パリコレで発表されたデザインを採用!

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今年で『笑っていいとも!』が、終わってしまいますね……。ということは、もうじき「テレフォンショッキングも観れなくなってしまうわけです。悲しい! 
私は、あの独特の雰囲気が好きでした。たかだかテレビ番組の1コーナーに出るだけなのに、ゲストに花輪や電報が届けられるというお約束感。80年代から連なる“ザ・芸能界”な、あの独特の空気感。遺しておいてほしかったです。

そういえば、自分で誰かに電報を送ったことってあったっけ? 送られたこともあったっけ? 私に限ってですけど、記憶にありません……。テレフォンショッキングでのみ触れる文化でした。
しかし、そんな「電報」が新たな試みを開始しているらしい。PSコミュニケーションズが手がける『Artlux』(アトラクス)は、コシノジュンコ氏がパリコレで発表したデザインをモチーフにした“クラッチバッグ電報”だそう。
「当社では『DENPO × EVOLUTION』と名付けたコンセプトで商品を順次開発、デザイナーの方にデザインしていただいた電報をこれまで発売してきました。今回は、その第3弾となります」(同社・担当者)

というわけで、画像を御覧ください。ファッショナブルでしょ? これが電報なんです。さすが、コシノジュンコ! 
「私が今まで発表したコレクションの中から、人間味のある温かさが感じられるテキスタイルを厳選して、お祝いに相応しいゴールドをアレンジしました」(コシノジュンコ氏)

しかもクラッチバッグになっているから、届けられた後は自在に活用することができます。スマートフォンや書類等を収納するのに適したサイズとなっているようですよ。
「送り手にとっては、メッセージと一緒にクラッチバッグを届けることで、おもてなしの心や思いやりの気持ちも伝えることができます。受取り手にとっては相手の想いをいつでも身近に感じられ、日常使いできるという楽しみが生まれます」(コシノジュンコ氏)
また電報文を中台紙から取り外すと、コシノジュンコ氏からお祝いに華を添えるメッセージが入っているとのこと。この辺り、予想外の演出です!

いやはや、何ともスペシャルな電報ですなぁ。これ、どんなシチュエーションの時に送ってあげるといいのかしら。
「最も多いのは、結婚式での活用。他に事務所移転、卒業、七五三などのお祝いなど様々な場でお使いいただいております」(担当者)
祝電としてこんなバッグが届けられたら、大きな思い出となることでしょう!

そんな『Artlux』は、同社サイトにて購入することができます。価格は、8,400円(税込み)。
確かに通常の電報と比較したら高値ですが、よく考えてください? コシノジュンコがデザインしたクラッチバッグ込みの料金ですよ!

ちなみに同社は、この企画にとても力を入れております。もちろん、コシノジュンコ氏とのコラボは言わずもがな。もう一つ、アイドルグループ「BiS」とコラボしたライブイベント「HOT DENPO FESTIVAL 2013」も開催したそうなんです。しかも「恋する電報JAPAN」なる新曲で発表しており、コシノさんも特別な衣装で参加してしまっているという。また、この曲の歌詞がイカしてるんです。何しろ、「デンポー、ポポポッポッポッポー!」ですよ!?
「古くからある電報イメージをとっぱらう勢いで、斬新な発想の商品を作ったつもりです!」(担当者)

完全にとっぱらわれました。コシノジュンコは、ぼくらのアイドル!
(寺西ジャジューカ)