「リバースオークションの誤解」/野町 直弘
以前から私がメルマガや筆書等でも触れていますが、今回は「リバースオークションの活用」についての誤解と真実について書きます。
今回は2009年8月に執筆したメルマガを編集し再掲します。というのは、近年特に公共セクターでリバースオークションの試行が行われているからです。
試行結果は概ね「大幅な経費削減効果が得られた。」とのことです。
以前から私がメルマガや筆書等でも触れていますが、今回は「リバースオークションの活用」についての誤解と真実について書きます。
まずは、「リバースオークション」とは何かということですが、これはある一定期間に電子的な手段を使って入札をさせるシステムやツールです。オークションは他社や最低入札価格、自社の現状の入札価格を参照して入札を続けるシステムです。いずれにしても価格と落札社を決定するためのツールであり、そういう点からインターネットオークションと相違ないものです。
ただ購買・調達業務での電子入札とYahooのようなCtoCのオークションの大きな違いが2点あります。
一つはCtoCオークションは売り手が複数の買い手を競わせるものであるのに対して購買・調達のオークションは買い手が複数の売り手を競わせるものであり、多くのケースでは開始価格から競り下げていくものという点です。
つまり購買・調達業務のオークションの殆どは「競り下げ方式」であり、そこから「リバース」という名前がついています。
続きはこちら
今回は2009年8月に執筆したメルマガを編集し再掲します。というのは、近年特に公共セクターでリバースオークションの試行が行われているからです。
試行結果は概ね「大幅な経費削減効果が得られた。」とのことです。
以前から私がメルマガや筆書等でも触れていますが、今回は「リバースオークションの活用」についての誤解と真実について書きます。
ただ購買・調達業務での電子入札とYahooのようなCtoCのオークションの大きな違いが2点あります。
一つはCtoCオークションは売り手が複数の買い手を競わせるものであるのに対して購買・調達のオークションは買い手が複数の売り手を競わせるものであり、多くのケースでは開始価格から競り下げていくものという点です。
つまり購買・調達業務のオークションの殆どは「競り下げ方式」であり、そこから「リバース」という名前がついています。
続きはこちら