スマホが恋愛依存症の原因に!?恋人がウンザリする前に克服 | 恋愛ユニバーシティ

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便利なはずが制御不能に…。

スマホやタブレットなどの便利な端末が、あなたの恋の邪魔をしているかもしれません。TwitterやSkype、FacebookやLINEが、あなたの恋愛依存度を高めているかもしれません。コミュニケーションを円滑にする道具やサービスはとても便利なものですが、上手に使わなければ恋愛に大きな障害となるでしょう。今回は、これらが恋人への依存を引き起こす原因とその克服方法について考えていきます。

世の中の全ての製品やサービスは、人の欲望を満たすために作られています。何故なら、それがお金になるからで、それが資本主義というものだからです。そのおかげで、あなたと彼はどんなに離れていても、ほとんどそばにいるかのように触れ合うことができます。

ですが、便利であることは諸刃の剣。あなたの心は制御不能になり、彼に鬱陶しがられ、恋愛をしないと辛いのに、恋愛をしていても楽しくなくなってしまうかもしれません。実際に、どんな悪影響があるのか、次の項目で確認してみましょう。

CHECK! 危険!恋人への依存を引き起こす原因と克服方法

1.彼の情報に触れ過ぎると依存度が増す

彼のSNSをチェックし始めると、彼の毎日の動きのほかに、交遊関係も気になってしまいます。度を超すと1日に何度もチェックしてしまったり、なぜ、自分のメールに対するレスポンスが遅いのか理由を妄想してしまうことも。彼の情報に触れれば触れるほど、彼のことを考える時間が長くなり、依存していきます。人は依存する相手に振り回され、その相手に幸せさや不幸さをコントロールされてしまいます。また依存されている男性は重いと感じてうんざりするでしょう。

2.彼とのコミュニケーションへの期待度が高まってしまう

彼とはいつでも連絡が可能で、彼がその気になればいつでも返信ができるはずと考えるようになります。彼がSNSにログインしていたり、日記を更新していたり、ツイートしたりすれば、その時間を私に使えるはずだと不満を感じるかもしれません。彼はあなたに四六時中監視され、時には人間関係を潤滑にする嘘がつけなくなります。あなたの中で“彼はもっと連絡をとれるはず”という期待が大きくなり、そうしない彼への不満がたまっていくでしょう

3.時間の感覚が短くなる

恋愛というのは、長い時間で駆け引きをする人に有利です。時には、テンションの低い彼を数週間放っておいたり、喧嘩をして気まずくなったあと、数日は何もせずに様子をみたりすることで、お互いの気持ちが落ちついてくることもあるでしょう。一方で、すぐに連絡ができる状態は、それを邪魔します。受験勉強の時、部屋の中に漫画があれば、いつのまにかそれを読んでしまったように、いつでもすぐに使える便利なものがそばにあると、それをせずにはいられなくなってしまうのです

■克服方法

このような悪い影響を受けたくない女性、既に苦しんでいる女性は次のように克服するといいでしょう。SNSは、一日一度のチェックにします。たとえば、スケジュール管理ツールで、19時に「SNSをチェック」とアラームが鳴るようにし、それ以外はチェックしないようにしましょう。それが難しいなら、1日2回にしてください。また、SNSに自分が書き込むと、それに対する他の人の反応が気になったりします。書き込みも極力せず、誰に対しても「いいね!」ボタンをおさないようにしましょう。「私は最近そのSNSを使っていない」というスタンスに見えるのがいいです。

メールが気になる人は、スマホをバッグの中にしまいチェックできない環境にし、頭を切り替えてほかのことに集中することを勧めます。すると、彼からの返信の有無が気にならなくなっていきます。新着メールを自動的に受信している場合は、2時間に1回など、頻度を調節出来るものは調節してください。リアルタイムでやりとりをする必要はありません。あなたはスマホの電話番ではないのです

“彼といつでもつながっていたい”と思えば思うほど、彼との距離は離れてしまいます。意識的に、つながらない時間を作ることで、心も安定し、恋が上手くいくようになるでしょう。

恋の教訓

情報への依存が加速すると
彼への依存へとつながり、
両思いをどんどん遠ざけていく

【プロフィール】ぐっどうぃる博士恋愛カウンセラー
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主催。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』や携帯公式コンテンツ「恋が叶う99のルール」もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
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