アラサーの肌荒れは機能低下が原因!まだ間に合う“スイッチ肌”対策
最近、吹き出物や乾燥が気になるなら…
最近お肌の調子が悪い…というあなた。それ、肌がスイッチしてしまったのかも。“肌がスイッチする”とは、肌機能が低下して不調に悩まされやすくなる状態のこと。その症状や対策について、富士フイルム・ライフサイエンス事業部のPR担当武田靖子さんにお話しを伺いました。
チェック!あなたの肌はスイッチしてる?
ぐっどうぃる博士(以下博士): 肌がスイッチするというのは、どういう状態のことを指すんですか?
武田靖子さん(以下武田): 20代後半から30代前半くらいの年齢にさしかかってくると、「これまでと肌の調子が違う」と感じるときがあると思います。それは単なる一時的な不調ではなく、年齢にともなった肌機能の低下が原因かも。この状態になった肌のことを、私たちは“スイッチした肌”と呼んでいます。
博士: スイッチした肌。そのスイッチはどんな風にわかるものなんですか?
武田: では簡単にチェックしてみましょう。
次のうち、一つでも当てはまるものがあれば、肌がスイッチしている可能性があります。
□疲れていないのに、「疲れてる?」と聞かれる
□最近すぐに、無理が肌に現れる
□飲み会や忙しい日々が続くと、肌荒れしたり吹き出物が出る
□寝不足の翌朝、ファンデーションが浮いて見える
□しっかり保湿しているつもりなのに、頬や口の周りがいつもカサカサ
こんな風に、若い頃には感じなかったお肌の不調を感じやすくなっていれば、それが肌のスイッチのサインです。
肌のスイッチは誰にでも起こること
博士: これ、当てはまる人が多そうな気がします。原因は何なのでしょう?
武田: スイッチは、「こうしたから起きる」というものではなく、年齢とともに誰にでも起こってしまうものなんです。ただ、若い頃からお肌のお手入れをしっかりしていれば、スイッチが入る年齢を遅くすることはできると思います。
博士: なるほど。
武田: 化粧品に関する調査データを見てみると、20代の若い女性ってスキンケアにお金をほとんど使ってないんですね。化粧品にかけるお金は圧倒的にメイク。それは、まだ肌も若々しくて肌トラブルが目立たず、手をかけなくても大丈夫だから。でも、そうやってお手入れをないがしろにしていると、20代後半になって慌てることになってしまいます。
博士: スイッチしてからでは遅いと?
武田: いえ、スイッチした肌は、スキンケアできちんとサポートしてあげれば持ち直すことができます。日によって肌の調子が違うとか、調子がいいときもあれば悪いときもあるというのが、スイッチしたお肌なんです。ここでしっかりお手入れをしておかなければ、どんどんお肌の状態は悪くなってしまいます。
スイッチ後の肌荒れ対策:原因を取り除き、その日に合ったケアを
博士: 具体的には、どんなお手入れをすればいいんですか?
武田: 一度スイッチしてしまうと、肌はさまざまな外的・内的ダメージを受けやすくなり、お肌の不調が深刻なものになってしまうんですね。たとえば、外的ダメージは紫外線や大気中の有害物質、排気ガス、タバコの煙など、内的ダメージはストレスや不規則な生活、体の冷えや代謝の低下などです。こうしたダメージからお肌を守ることがまず大事です。
博士: なるほど。これらのダメージが、前回(皮膚の構造から学ぶ〜モテの一大要素“透明感のある綺麗肌”の作り方)お話しいただいた、ターンオーバーの乱れや、細胞の不調につながると。
武田: そうですね。「たまたま肌荒れしてしまった」ではなく、肌がスイッチしてしまったことを自覚することが大事だと思います。そのうえで、キチンとしたケアを行なっていくこと。また、自分の肌としっかり対話していくことも大切だと思います。
博士: 自分の肌と対話する。どういうことでしょう?
武田: 自分のお肌を毎日ちゃんと見て、日々の状態を把握しておくこと、肌状態にあったケアをしていくことです。たとえば夜、お化粧を落としたとき、肌を触ったり、顔を鏡に近づけてよく見る。そして、「今日はここが乾燥しているな」と思ったら乾燥しているところは美容液やクリームで重点的にお手入れをしたり、「角質がたまってきたな」と思ったら余分な角質を拭きとる角質ケアをしたりする。毎日、漫然と同じケアを繰り返しているだけでは駄目だと思います。
博士: オーダーメイドというか、自分の肌状態にあったケアと肌対策をその都度行なっていくということですね。
武田: スキンケアだけじゃなく、ストレス解消法もそうだと思います。たとえば、お酒を飲みに行くことがストレス発散になるなら、多少夜更かししても飲みに行ってしまっていいと思うし、友だちと騒ぐよりゆっくりしたほうがいいなら、部屋でリラックスするとか。自分の心と向き合って、心地いいと思うことをすることが大事ですね。
博士: 確かに。肌荒れは内的要因のストレスによるものも多いですからね。今日はありがとうございました。
【プロフィール】武田靖子富士フイルム株式会社富士フイルム株式会社に新卒で入社。秘書室で役員秘書を7年間にわたり従事。その後、ライフサイエンス事業部へ異動し、話題の「アスタリフト」の誕生に伴い、スキンケア・サプリメントなどの商品PR担当へ。2012年7月に誕生した姉妹ブランド「ルナメア」の商品PR担当も兼務し、スキンケアの専門家に。
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写真を通じて、女性の肌と光の美しい関係を見つめ続けてきた、富士フイルムならではの新発想で、スキンケア商品【ルナメア】が誕生。日々のストレスなどによって蓄積したダメージを「クリア」して、同時に、うるおいとキレイの力を「チャージ」します。ピュアな輝きに満ちた、健やかな素肌をめざしますので、是非お試しください。
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