来年3月に行われる野球の国・地域別世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」は、16日19時より福岡市のヤフードームでキューバ代表との強化試合第1戦に臨んだ。

日本の先発マウンドは、地元・ソフトバンクの大隣。立ち上がり1回、2回を3者凡退で切り抜け、上々の立ち上がりをみせると、3回からマウンドに上がった2番手の大竹(広島)も2イニングをパーフェクトに抑え、4回まで一人もランナーを許さない完璧な投手リレー。
5回途中からマウンドに上がった今村(広島)も打者6人を完璧に抑えるなど、日本の投手力が際立つ試合展開となった。

攻撃では2回裏、日本が8番炭谷(西武)が左翼へソロ本塁打を放ち先制。1-0とリードすると、7回には角中の好走塁から得たチャンスで、代打・井端(中日)のセカンドゴロがタイムリーエラーとなり、2点目を上げた。

その後も小刻みな継投でリードを守りきり、新生侍ジャパンが見事初勝利を挙げた。

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侍ジャパンマッチ2012 日本代表 vs キューバ代表