厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、7月の残業などの1人当たりの所定外労働時間が前年同月比0.8%減の10.2時間となり、11カ月ぶりに前年同月を下回った。

製造業の所定外労働時間は、前年同月比1.4%増の14.9時間で14カ月連続の増加となっている。

一方、7月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比1.2%減の36万1923円で、3カ月連続の減少となった。

現金給与総額のうち、所定内給与は24万3729円(前年同月から変わらず)、所定外給与は1万8273円(前年同月比0.3%増)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は9万9926円(同4.3%減)となっている。

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