厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、6月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.6%減の43万2756円で、2カ月連続の減少となった。

現金給与総額のうち、所定内給与は24万4629円(前年同月比0.2%減)、所定外給与は1万8332円(同4.1%増)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は16万9795円(同1.5%減)となっている。

一方、6月の残業などの1人当たりの所定外労働時間は、製造業で前年同月比5.3%増の14.6時間で、13カ月連続の増加となった。

全産業平均の所定外労働時間は、前年同月比1.2%増の10.1時間。

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